シルバー 帯留め<銀線細工>
銀の素材と昔ながらの技法で、手作りの良さを活かしたモノづくり。
《銀線細工》
銀の細い線を組み合わせ、様々な形を創り出す『銀線細工』
英語では「filligree」といい、細い線で繊細なデザインの細工をつくる伝統的な技法の事をいいます。
その技法を軸に、職人が一つ一つ丁寧にモノづくりをしています。全てが手作業で行っているため時間はかかりますが、手の温もり・拘りのデザインを感じていただけます。
三分紐に通して着物コーディネートすることで、身に付ける楽しさを感じていただきたい作品です。銀線細工の繊細で美しいシルバーが着物姿を引き立てます。
商品情報
■素材:銀 (Silver950)
■サイズ:横 約2.1cm/縦 約1.6cm /厚み 約1.2cm
※三分紐が入る寸法となっております。
■製造:日本/オールハンドメイド ODS-12
■デザイン:金木犀 (小) 花言葉-謙虚
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■特徴
純銀の特徴として、磨かない状態だと真っ白な色をしています。それを磨くと普段見るシルバー色になります。例として写真は同じ銀線ですが、左は磨いた物、右は磨いてない物になります。
銀線細工の特徴としては、太い線(外枠)と細い線(中の細工)などを組み合わせや、この磨かない白い部分と磨いたシルバーの部分の色の違いなとで、独特な表現をしています。
銀が空気に触れて起きる「硫化」による変色を軽減するため、セラミック合成樹脂が表面(透明なのでほぼ見えません)に薄く付いています。あくまでも変色防止のコーティングになります。
■備考
特に強度が必要な金具部分を除き、細工は全て純銀を使用しております。純銀は柔らかくしなやかで、細工を施す際により細やかな表現を可能にします。変色もしにくく、仕上がりの無垢な白さが魅力です。
細かい部分一つ一つにもロウ付けを施し、壊れにくいよう丁寧に制作しておりますが、繊細な作品ですのでなるべく強い衝撃を与えないように、お取り扱いには十分にお気をつけ下さい。
一点一点手づくりの為、掲載されている写真と形状や大きさ、細工に若干の差異がございます。ご注文の際はご理解の上ご注文いただきますようお願い申し上げます。
■メンテナンス
シルバーですので空気に触れると次第に変色していきます。
変化を楽しんでいただけるのもシルバー製品の良い所ではありますが、なるべく変色を防ぎたい場合は、使用後柔らかい布で表面の皮脂や汚れを落とし、チャック付きの袋またはラップに空気を抜くようにして入れ、ケースに入れて保管して下さい。
濡れた場合はよく乾燥させてから保管して下さい。
乾燥させる際は、ドライヤーなどでの加熱は避けて下さい。
●変色について●
銀製品は硫黄分により硫化銀になってしまうため、温泉は厳禁です。
市販の入浴剤、化粧品、輪ゴムなどに含まれる硫黄分に反応して変色を起こす場合があります。
特に気を付けていただきたいのが、シルバーを塩化させてしまう事です。
塩素と化学反応を起こすと塩化銀になってしまいます。
その場合の変色は、表面を削るように除去する事になる為、作品によっては元の状態に戻すことが難しい場合がございます。
ご家庭で塩素系漂白剤をご使用の場合は十分にご注意下さい。